【フィリップス】ドライヤー全モデル比較|SenseIQ搭載機の違いとおすすめはどれ?

  • フィリップスのドライヤーは種類が多くて、どのモデルを選べばいいかわからない
  • SenseIQとThermoShieldで、熱ダメージ対策の何が違うのか知りたい
  • 日本でそのまま使えるフィリップスのドライヤーはどれ?

「フィリップス」は1891年にオランダで創業したヘルステック企業で、シェーバーや電動歯ブラシで日本でも広く知られるパーソナルケアブランドです。ヘアケア分野では髪の温度をセンサーで読み取りながら風を送る設計を続けており、風量の強さだけを競わない作りに定評があります。

フィリップスのドライヤーは日本向けと海外向けでラインナップが分かれており、対応電圧を確かめずに選ぶと国内の電源ではそのまま使えません。買ってから後悔しないためにも、ドライヤーは各モデルの性能や特徴の違いを理解して選ぶことが大切です。

この記事では、フィリップスの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、現行のドライヤーを全モデル比較します。使い方別のおすすめモデルも紹介しますので、フィリップスのドライヤーが気になっている人はぜひチェックしてください。

タップできる目次

フィリップス(PHILIPS)とはどんなドライヤーブランド?特徴と評判を紹介

フィリップスのドライヤーは、オランダ発の総合ヘルステック企業が手がけるヘアケア家電です。医療機器で培ったセンシングの考え方をパーソナルケアに展開しており、シェーバーや電動歯ブラシと同じく「機器が状態を読み取って出力を決める」という発想がドライヤーにも持ち込まれています。

一方で、フィリップスのドライヤーは日本と海外でラインナップが大きく異なります。ブランドの成り立ちと日本での取り扱い状況を先に押さえておくと、自分が実際に買えるモデルの判断が簡単です。

フィリップスのブランドコンセプト

フィリップスは1891年にオランダのアイントホーフェンで創業し、現在は医療機器からパーソナルケアまでを手がけるヘルステック企業です。照明メーカーとして知られた時期を経て、事業の軸を健康とケアの領域へ移してきた経緯があります。

ヘアケア領域でのフィリップスの姿勢は一貫していて、風量や出力の数字を競うのではなく、髪に当たる熱をどう抑えるかに重点を置いています。海外モデルが2100〜2300Wという大きな出力を持ちながら、そのすべてに温度制御の仕組みが組み合わされているのは、この方針の表れです。

熱を抑えながら乾かすという設計思想は、シリーズを問わず全機種に共通しています。エントリーモデルでも熱対策の装備が省かれないため、フィリップスのドライヤーはグレードによる「安全側の作り」の差が小さいブランドです

フィリップスの歴史とヘアケア家電への広がり

日本でのフィリップスは、電気シェーバーや電動歯ブラシのソニッケアー、光美容器のルメアといったパーソナルケア製品で知名度を高めてきました。ドライヤーは後発の分野ですが、既存製品で蓄積したセンサー制御の技術がそのまま流用されています。

象徴的なのがSenseIQという名称の共通性です。光美容器のルメアでは肌の色を検知して光の強さを決め、ドライヤーでは髪の温度を検知して風の温度と量を決めるという形で、同じ考え方が別のカテゴリーに展開されています。

つまりフィリップスのドライヤーは、ヘアケア専業メーカーとは違う出自から生まれた製品です。センサーとマイクロプロセッサーで出力を管理するという発想が、他ブランドとのわかりやすい違いになっています。

フィリップスのドライヤーの特徴・強み

フィリップスのドライヤーの強みは、熱ダメージ対策とイオンケア、そしてシリーズごとに整理されたグレード構成の3点にまとまります。数字が大きいシリーズほど温度制御が細かくなり、イオンの放出量も増えるという単純な並びなので、求める機能の量に応じた選び分けが可能です

熱ダメージ対策は、上位からSenseIQ、ThermoShield Advanced、ThermoShield、ThermoProtectという4段階です。上の2つはセンサーとプロセッサーによる自動制御、下の2つは温度の上限管理とアタッチメントによる温度低下という違いがあります。

海外モデルは2100〜2300Wクラスの出力を持ち、5000シリーズのBHD510はベーシックモデル比で約20%速く乾かせるとされています。乾かす時間を短くすれば髪が熱にさらされる時間も短くなるため、フィリップスは出力と温度制御の両輪で熱の総量を減らす設計です。

日本での取り扱い状況と購入前の注意点

フィリップスのドライヤーを検討するうえで最初に確認したいのが、日本での取り扱い状況です。日本公式サイトのヘアドライヤーカテゴリは掲載製品が0件の状態で、国内向けに正規発売されたのはプレステージ BHD827/17の1機種のみとなっています

プレステージ BHD827/17は公式サイト上では販売終了の扱いですが、国内の大手ECでは新品の流通が続いています。日本仕様の100V電源に対応しているため、国内で普通に使えるフィリップスのドライヤーはこのモデルだけです

7000シリーズ・5000シリーズ・3000シリーズ・1000シリーズは、いずれも定格電圧が220-240Vの海外向けモデルです。日本の100V電源ではそのままでは使えず、入手経路も並行輸入が中心になるため、国内で使う目的で選ぶ場合は対応電圧を必ず確認してください

フィリップスのドライヤーの機能とテクノロジー

フィリップスのドライヤーを支える中核技術は4つあります。いずれも速く乾かすことと髪への熱ダメージを抑えることを両立させるための仕組みで、どこまで搭載されるかがシリーズごとの違いに直結します。

フィリップスのドライヤーで熱ダメージ対策と乾燥効率を支えている代表的なテクノロジーは、以下の4つです。

  • SenseIQ|髪の温度を感知して自動で出力を調整
  • ThermoShield|温度をコントロールして熱ダメージを抑える
  • ThermoProtect|低めの温度でも速く乾かすアタッチメント
  • イオンケアシステム|水イオンとミネラルイオンで仕上がりを整える

SenseIQ|髪の温度を感知して自動で出力を調整

フィリップスのSenseIQは、乾かしている最中の髪の温度をセンサーで読み取り、風の温度と風量を自動で調整する仕組みです。使う人が設定を切り替えなくても、熱が一箇所に集中しすぎないように機器側で加減します

デジタル赤外線センサーが髪の状態を検知し、マイクロプロセッサーが1秒間に最大30回のペースで温度と風量を調整します。フィリップスの公式テストでは、この制御によるうるおいの保持率が最大95%という結果です

手動で温度を切り替える必要がないため、ドライヤーの設定に慣れていない人でも過度な熱を避けながら乾かせます。フィリップスのドライヤーではプレステージ BHD827/17だけに搭載される最上位の技術です

ThermoShield|温度をコントロールして熱ダメージを抑える

フィリップスのThermoShieldは、風の温度が上がりすぎないよう一定の範囲にとどめる温度制御技術です。乾燥のスピードは保ったまま、髪に当たる熱のピークだけを削る役割を担います。

5000シリーズでは過熱検知センサーが風温を監視し、温度が上がりすぎたと判断すると自動で出力を調整します。7000シリーズが搭載する上位版のThermoShield Advancedはデュアルセンサー構成で、1セッションあたり24,000回という細かさで温度を調整する仕組みです

検知の回数が増えるほど温度のブレは小さくなり、同じ場所に風を当て続けたときの熱の偏りが起きにくくなります。毎日ドライヤーを使う人ほど、フィリップスのThermoShieldの効果を実感しやすい装備です。

ThermoProtect|低めの温度でも速く乾かすアタッチメント

フィリップスのThermoProtectは、温風と冷風を混ぜて吹き出すアタッチメントです。電子制御ではなくアタッチメントの内部構造で温度を下げているため、エントリー帯のドライヤーにも標準で付属します。

温度の下げ幅はモデルによって異なり、3000シリーズのBHD350/10とBHD351/10では約15℃、1600Wクラスのベーシックモデルでは約10℃低い温度で乾かせます。風量そのものは落とさない構造なので、温度を下げても乾燥時間が大きく伸びません

低温で乾かそうとすると時間がかかるのが普通ですが、フィリップスのThermoProtectはその弱点を風量で補っています。上位機のような自動制御までは求めないものの、熱対策は押さえておきたいという人に向く装備です。

イオンケアシステム|水イオンとミネラルイオンで仕上がりを整える

フィリップスのイオンケアは、乾燥中にイオンを放出して静電気を抑え、広がりやすい髪をまとまりやすく整える機能です。搭載の有無だけでなく、放出量にもシリーズごとの差があります。

3000シリーズのBHD350/10は1回の乾燥で最大2000万個、5000シリーズのBHD501/00とBHD500/20は最大4000万個、5000シリーズの上位機はベーシックモデルの4倍にあたる量を放出します。7000シリーズのBHD720/13は水イオンとミネラルイオンの2種類を使い分け、1回の乾燥で最大8000万個という放出量です。

日本仕様のプレステージ BHD827/17は、最大6000万個/cm3のマイナスイオンを放出します。イオンの量が増えるほど乾かした後の表面が落ち着きやすくなるため、髪が広がりやすい人はフィリップスのドライヤーのなかでも上位シリーズを選ぶ価値があります

フィリップスのドライヤーの全モデルの違いを比較

フィリップスのドライヤーは、プレステージを頂点に7000・5000・3000・1000というシリーズで展開されるラインナップです。シリーズが上がるほど温度制御が細かくなり、イオンの放出量とアタッチメントの種類が増えるという構成です。

比較表ではモデル名・対応電圧・消費電力・設定段階・イオン機能・熱ダメージ対策技術を並べています。並び順はグレードの高い順で、表の後に各モデルの詳細を順に紹介します。

スクロールできます
モデル名 対応電圧 消費電力 設定段階 イオン機能 熱ダメージ対策技術
プレステージ BHD827/17 100V(日本仕様) 1200W 自動調整(SenseIQ) マイナスイオン SenseIQ
7000シリーズ BHD720/13 220-240V(海外仕様) 1800W 温度4×風量2段階 水/ミネラルイオン ThermoShield Advanced
5000シリーズ BHD530/00 220-240V(海外仕様) 2300W 温度3×風量2段階 ミネラルイオン(4倍) ThermoShield
5000シリーズ BHD510 220-240V(海外仕様) 2300W 温度3×風量2段階 イオンケア(4倍) ThermoShield
5000シリーズ BHD501/00 220-240V(海外仕様) 2100W 温度3×風量2段階 イオンケア(2倍) ThermoShield
5000シリーズ BHD500/20 220-240V(海外仕様) 2100W 温度3×風量2段階 イオンケア(2倍) ThermoShield
3000シリーズ BHD351/10 220-240V(海外仕様) 2100W 6段階 アドバンスドイオンケア ThermoProtect
3000シリーズ BHD350/10 220-240V(海外仕様) 2100W 6段階 アドバンスドイオンケア ThermoProtect
3000シリーズ BHD308/10 220-240V(海外仕様) 1600W 3段階 ThermoProtect
3000シリーズ BHD302/10 220-240V(海外仕様) 1600W 3段階 ThermoProtect
3000シリーズ BHD300/10 220-240V(海外仕様) 1600W 3段階 ThermoProtect
1000シリーズ BHD002 220-240V(海外仕様) 1600W 3段階 ThermoProtect

比較表のとおり、日本で正規に購入して国内の電源でそのまま使えるのはプレステージ BHD827/17だけです。それ以外の11モデルはすべて220-240V仕様の海外向けで、日本の100V環境では性能を発揮できないため、国内利用を前提に選ぶ場合は注意してください。

プレステージ BHD827/17

プレステージ BHD827/17の製品画像

項目 内容
モデル名 プレステージ BHD827/17
対応電圧 100V(日本仕様)
消費電力 1200W
主な搭載技術 SenseIQ
アタッチメント ドライ/スタイリング/カール/スカルプケア用(4種)

「プレステージ BHD827/17」は、フィリップスが日本国内向けに正規発売した唯一のヘアドライヤーで、SenseIQを搭載したフラグシップにあたります。2021年発売のモデルで、公式サイト上は販売終了の扱いですが、国内の大手ECでは現在も新品の流通が続いています。

風量は最大2.4㎥/分、消費電力は1200W、質量は700gで、コード長は2m、本体サイズは幅313×奥行100×高さ135mmです。SenseIQが髪の温度を感知して1秒間に最大30回のペースで出力を調整し、公式テストではうるおいを最大95%キープするとされています。

付属するアタッチメントはドライ用ノズル・スタイリングノズル・カール用ノズル・スカルプケア用ノズルの4種類で、乾かす工程から仕上げまで1台でまかなえます。日本仕様の100Vで使えるフィリップスのドライヤーはプレステージ BHD827/17だけなので、国内で電圧を気にせず使いたい人におすすめのモデルです

7000シリーズ BHD720/13

7000シリーズ BHD720/13の製品画像

項目 内容
モデル名 7000シリーズ BHD720/13
対応電圧 220-240V(海外仕様)
消費電力 1800W
主な搭載技術 ThermoShield Advanced
アタッチメント マグネット式ノズル+ディフューザー

「7000シリーズ BHD720/13」は、フィリップスの海外ラインナップで最上位に位置づけられるドライヤーです。動作音が小さく寿命の長いDCモーターを採用し、温度制御とイオン機能の両方を上位仕様に引き上げています。

消費電力は1800Wで、ヒートとスピードの組み合わせは8段階、ファンスピードは2段階から選べます。ThermoShield Advancedのデュアルセンサーが1セッションあたり24,000回の温度調整を行い、水イオンとミネラルイオンは1回の乾燥で最大8000万個の放出量です

アタッチメントはマグネット式で、11mmのスタイリングノズルとボリュームディフューザーを片手で付け替えられます。コールドショットと収納フックも備えており、細かく設定を追い込みたい人に向く構成です。

ただし定格電圧は220-240Vで、日本の100V環境ではそのまま使えません。フィリップスの7000シリーズ BHD720/13は、海外在住者や海外で使う前提の人におすすめのモデルです。

5000シリーズ BHD530/00

5000シリーズ BHD530/00の製品画像

項目 内容
モデル名 5000シリーズ BHD530/00
対応電圧 220-240V(海外仕様)
消費電力 2300W
主な搭載技術 ThermoShield
アタッチメント ノズル+ディフューザー(2種)

「5000シリーズ BHD530/00」は、フィリップスの5000シリーズで最上位にあたるドライヤーで、ThermoShieldとミネラルイオンケアを組み合わせています。2300Wの出力と最大110km/hの風速により、ベーシックモデルと比べて約20%速く乾かせる設計です

設定は温度3段階×風量2段階で、仕上げにはコールドショットを使えます。過熱検知センサーが風の温度を監視して自動で最適化するため、高出力でも熱が上がりすぎない状態を保ちます。

イオンケアはベーシックモデルの4倍にあたる放出量で、ミネラルイオンによって静電気による広がりを抑える仕組みです。ノズルとディフューザーの2種類が使えるので、髪を伸ばして乾かす日とボリュームを出す日で使い分けられます。

海外向けの220-240V仕様である点は変わりません。フィリップスの5000シリーズ BHD530/00は、海外で使う前提で温度と風量を細かく調整したい人におすすめです。

5000シリーズ BHD510

5000シリーズ BHD510の製品画像

項目 内容
モデル名 5000シリーズ BHD510
対応電圧 220-240V(海外仕様)
消費電力 2300W
主な搭載技術 ThermoShield
アタッチメント ドライングノズル+ボリュームディフューザー

「5000シリーズ BHD510」は、2300Wのパワーと最大110km/hの風速を組み合わせた、フィリップスの5000シリーズの中核モデルです。プロ仕様のモーター開発をベースにしており、ベーシックモデル比で約20%速く乾かせます。

温度3段階×風量2段階の設定にコールドショットを加えた構成で、ThermoShieldが風の温度を監視します。付属品はドライングノズル(CP1757/01)とボリュームディフューザー(CP1758/01)の2点です。

仕向地とカラーの違いでBHD510/03とBHD510/20の2種類が存在しますが、性能面の中身は共通しています。乾かす時間を短縮したい人、髪の量が多くて乾きにくい人におすすめの1台です。

なお定格電圧は220-240Vなので、日本の100V電源ではそのまま使えません。国内で使う目的なら選択肢から外れます

5000シリーズ BHD501/00

5000シリーズ BHD501/00の製品画像

項目 内容
モデル名 5000シリーズ BHD501/00
対応電圧 220-240V(海外仕様)
消費電力 2100W
主な搭載技術 ThermoShield
アタッチメント ノズル(14mm)

「5000シリーズ BHD501/00」は、フィリップスの5000シリーズの中位に位置するドライヤーです。出力を2100Wに抑えつつ、シリーズの核であるThermoShieldはそのまま搭載しています。

設定は温度3段階×風量2段階で、コールドショットも使えます。イオンケアはベーシックモデルの2倍にあたり、1回の乾燥で最大4000万個のイオン放出量です。

付属するのは14mmのノズルで、上位機のような大型ディフューザーは標準構成に含まれません。連続運転用のロックボタンを備えているため、長い髪を乾かす場面でも指の負担が少なくて済みます。

温度制御とイオンケアという中核機能は押さえつつ、装備を絞りたい人におすすめのモデルです。ただし220-240V仕様のため、日本国内での使用には向きません。

5000シリーズ BHD500/20

5000シリーズ BHD500/20の製品画像

項目 内容
モデル名 5000シリーズ BHD500/20
対応電圧 220-240V(海外仕様)
消費電力 2100W
主な搭載技術 ThermoShield
アタッチメント

「5000シリーズ BHD500/20」は、フィリップスの5000シリーズをベーシック側に振ったドライヤーです。2100Wの出力と温度3段階×風量2段階という基本仕様はBHD501/00と共通しています。

ThermoShieldの過熱検知センサーが風の温度を管理し、イオンケアは1回の乾燥で最大4000万個を放出します。上位機との違いは同梱するアタッチメントの構成と本体カラーで、乾かす性能そのものに大きな差はありません

5000シリーズの熱ダメージ対策を最小構成で使いたい人におすすめの位置づけです。海外向けの220-240V仕様である点は、シリーズの他モデルと同じく購入前に確認しておく必要があります。

3000シリーズ BHD351/10

3000シリーズ BHD351/10の製品画像

項目 内容
モデル名 3000シリーズ BHD351/10
対応電圧 220-240V(海外仕様)
消費電力 2100W
主な搭載技術 ThermoProtect
アタッチメント ThermoProtectアタッチメント+ノズル

「3000シリーズ BHD351/10」は、フィリップスの3000シリーズで上位にあたるドライヤーで、ThermoProtectとイオンケアの両方を備えています。2100Wの出力に対してヒートとスピードの組み合わせは6段階あり、エントリー帯としては設定の幅が広めです。

ThermoProtectアタッチメントは温風と冷風を混ぜ、通常より約15℃低い温度で乾かします。イオンケアは1回の乾燥で最大2000万個を放出し、乾かした後の広がりを抑えます。

同シリーズのBHD350/10との差は主に付属品とカラー展開にあり、本体の性能は共通です。コールドショットも使えるため、仕上げに温度を下げてスタイルを固定する使い方もできます

上位シリーズのような自動制御はないものの、熱対策とイオンケアの基本は揃っています。フィリップスの3000シリーズ BHD351/10は、装備を絞りつつ熱ダメージ対策は妥協したくない人におすすめです。

3000シリーズ BHD350/10

3000シリーズ BHD350/10の製品画像

項目 内容
モデル名 3000シリーズ BHD350/10
対応電圧 220-240V(海外仕様)
消費電力 2100W
主な搭載技術 ThermoProtect
アタッチメント ThermoProtectアタッチメント+ノズル

「3000シリーズ BHD350/10」は、フィリップスの3000シリーズの中核を担うドライヤーです。2100Wの出力、6段階のヒート/スピード設定、1回の乾燥で最大2000万個のアドバンスドイオンケアという構成で、シリーズの標準仕様を体現しています。

ThermoProtectアタッチメントを装着すると、温風と冷風が混ざって約15℃低い温度の風になります。温度を下げても風量は落ちないため、乾かす時間が大きく伸びない点が特徴です

軽量でコンパクトな本体設計なので、腕を上げた姿勢を長く続けても疲れにくくなっています。交換用のドライングノズルも純正部品として用意されており、長く使いたい人にも扱いやすい構成です。

自動制御は不要でも熱ダメージ対策は欲しいという人におすすめのモデルです。ほかの海外シリーズと同じく220-240V仕様のため、国内利用を考えているなら対応電圧の確認が欠かせません。

3000シリーズ BHD308/10

3000シリーズ BHD308/10の製品画像

項目 内容
モデル名 3000シリーズ BHD308/10
対応電圧 220-240V(海外仕様)
消費電力 1600W
主な搭載技術 ThermoProtect
アタッチメント 集中ノズル(14mm)

「3000シリーズ BHD308/10」は、フィリップスの3000シリーズのなかでも持ち運びを意識したドライヤーです。1600Wの出力に3段階のヒート/スピード設定という構成で、必要な機能に絞った作りになっています。

ハンドルを折りたためるコンパクト設計が最大の違いで、荷物のすき間に収まるサイズにまとまります。ThermoProtectアタッチメントが温風と冷風を混ぜて約10℃低い温度を作るため、出張や旅行先でも熱対策を続けやすい仕様です

コールドショットを備えているため、乾かした後に冷風でスタイルを落ち着かせる使い方も可能です。フィリップスの3000シリーズ BHD308/10は、旅行用やサブ機として1台持っておきたい人におすすめします。

対応電圧は220-240Vなので、日本国内での常用には向きません。海外での滞在が多い人向けの選択肢です。

3000シリーズ BHD302/10

3000シリーズ BHD302/10の製品画像

項目 内容
モデル名 3000シリーズ BHD302/10
対応電圧 220-240V(海外仕様)
消費電力 1600W
主な搭載技術 ThermoProtect
アタッチメント スリムノズル(14mm)

「3000シリーズ BHD302/10」は、フィリップスの3000シリーズで装備を絞った構成のドライヤーです。1600Wの出力と3段階のヒート/スピード設定を組み合わせ、操作をシンプルにまとめています。

熱対策を担うのはThermoProtectアタッチメントで、温風と冷風を混ぜて約10℃低い温度の風を作る仕組みです。14mmのスリムノズルを使えば風を一点に集められるので、前髪や毛先を整えるときに扱いやすくなります

上位機との違いは設定段数とイオン機能の有無で、乾かす基本性能そのものは3000シリーズ共通です。操作に迷いたくない人、家族で共用する1台を探している人におすすめします。

3000シリーズ BHD300/10

3000シリーズ BHD300/10の製品画像

項目 内容
モデル名 3000シリーズ BHD300/10
対応電圧 220-240V(海外仕様)
消費電力 1600W
主な搭載技術 ThermoProtect
アタッチメント スリムノズル

「3000シリーズ BHD300/10」は、フィリップスの3000シリーズの入門にあたるドライヤーです。1600Wの出力に3段階のヒート/スピード設定という、シリーズで最も基本的な構成をとっています。

ThermoProtectアタッチメントは標準で付属し、約10℃低い温度で乾かせます。エントリー機でも熱対策の装備が省かれない点は、フィリップスのドライヤーに共通する作りです

スリムノズルで風の向きを絞れるため、乾かした後に毛先を整える工程まで1台で済みます。機能を増やすより操作のわかりやすさを優先したい人におすすめのモデルです。

1000シリーズ BHD002

1000シリーズ BHD002の製品画像

項目 内容
モデル名 1000シリーズ BHD002
対応電圧 220-240V(海外仕様)
消費電力 1600W
主な搭載技術 ThermoProtect
アタッチメント ノズル

「1000シリーズ BHD002」は、フィリップスのドライヤーで最も基本的な構成にあたるエントリーモデルです。1600Wの出力に3段階のヒート/スピード設定とクールショットを組み合わせ、操作を最小限にまとめています。

本体は質量425g、サイズは274×78×174mmと軽量コンパクトで、コード長は1.8mです。ハンドルの底面にはラバー製のフックが付いており、洗面所のフックに掛けたまま保管できます

ThermoProtectは温度設定として組み込まれ、乾かすのに適した温度を保ちながら熱が上がりすぎるのを防ぎます。動作音を35%低減した設計なので、夜遅くに髪を乾かす人にも扱いやすい1台です。

上位シリーズが持つThermoShieldやイオンケアは搭載しません。乾かせれば十分と考える人におすすめですが、220-240V仕様のため国内での使用には適しません。

フィリップスのドライヤーのまとめ

この記事では、フィリップスのドライヤーの特徴と独自テクノロジーを解説し、プレステージから1000シリーズまでの全モデルを比較しました。SenseIQ、ThermoShield Advanced、ThermoShield、ThermoProtectという4段階の熱ダメージ対策があり、シリーズが上がるほど温度制御が細かくなるという構成です

選ぶときの判断軸は3つあります。第一に対応電圧で、日本国内で使うならプレステージ BHD827/17の一択です。第二に温度制御の細かさで、設定を自動化したいならSenseIQ、自分で段階を選びたいならThermoShield搭載機が向きます。第三にイオンの放出量で、髪が広がりやすい人ほど上位シリーズを選ぶ意味があります。

海外シリーズは220-240V仕様のため、国内でそのまま使うことはできません。日本で買って使うのか、海外で使うのかをはっきりさせたうえで選べば、フィリップスのドライヤー選びで迷うことはなくなります。この記事が、自分に合う1台を見つける参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

数年前にヘアドライヤーを買い替えたことをきっかけに複数ブランドのモデルを実際に購入して使い比べてきました。各モデルの機能・テクノロジーや選び方の違いを実購入者の目線で整理し、何を基準に選べばいいかわからない方に向けて『ドライヤーナビ』を運営しています。

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