【Areti】ドライヤー全モデル比較|機能の違いとおすすめはどれ?

  • Aretiのドライヤーは種類が多くて、どのモデルを選べばいいかわからない
  • KazeとKozouで、搭載機能や乾かし方の何が違うのか知りたい
  • 地肌までしっかり乾かしたいなら、Aretiのどのドライヤーが良い?

「Areti」は2011年設立の美容家電を主力とする東京・日本橋発のメーカーで、プロ仕様のドライヤーとヘアアイロンから支持を広げてきた美容家電ブランドです。ギリシャ語で卓越を意味するブランド名のとおり、細部まで詰めた設計と、置いたまま使えるハンズフリー構造の使いやすさに定評があります。

ドライヤーは自分の髪の長さや乾かし方に合わないモデルを選んでしまうと、乾かし終わるまでの時間や仕上がりのまとまりにも影響します。毎日のヘアケアを気持ちよく続けるためにも、ドライヤーは各モデルの性能や特徴の違いを理解して選ぶことが大切です

この記事では、Aretiの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、現行のドライヤーを全モデル比較します。目的別のおすすめモデルも紹介しますので、Aretiのドライヤーが気になっている人はぜひチェックしてください。

タップできる目次

Aretiとは東京・日本橋発のプレミアム美容家電ブランド

Aretiは2011年に設立された、東京・日本橋に本社を置く美容家電ブランドです。プロ仕様のドライヤーとヘアアイロンから事業をスタートし、現在は美顔器や電動歯ブラシまでラインナップを広げています。

家電量販店の棚で毎日目にする大手メーカーとは流通の形が違い、Aretiは自社ストアと通販を軸に展開しています。そのため製品は見かけたことがあってもブランド名までは知らなかった、という人が少なくありません。企画とデザインを東京で行い、品質管理の大部分も日本国内で実施する体制をとっています。

ドライヤーについては、大風量とハンズフリーという2本柱を全モデルで守りながら、遠赤外線ランプや光美容といった付加機能でモデルを描き分けているのがAretiの作り方です

Aretiのブランドコンセプト

ブランド名の「Areti」はギリシャ語で卓越を意味します。Aretiが掲げるのは単純な高性能競争ではなく、デザイン・エンジニアリング・ユーザビリティの3つを同じ水準まで引き上げるものづくりです。

卓越を追うAretiの姿勢は、安全設計にはっきり表れています。ヘアアイロンの自動電源オフは業界で一般的な1時間ではなく、Aretiは15分で切れるよう設計しました。切り忘れによる火災リスクを見越した判断で、便利さより先に安全を置く考え方がうかがえます。

コンセントのプラグをピンク色にして抜き差しの目印にするなど、Aretiは細かい使い勝手の改善を積み重ねてきました。大手総合家電メーカーにはないスピード感でユーザーの声を製品へ反映するため、新しい機能を思い切って載せたドライヤーが出てくるブランドです。

Aretiの歴史・創業背景

Aretiは2011年に設立され、2016年4月に東京都中央区日本橋堀留町へ本社を移転しました。江戸文化を育んだ日本橋発のベンチャー美容ブランドという立ち位置を、Areti自身がブランドストーリーとして掲げています。

創業当初に手がけていたのは、海外向けのプロ仕様ドライヤーとヘアアイロンでした。サロンで長時間使われることを前提にした設計思想が、そのまま家庭用モデルの土台になっています。Aretiのドライヤーが軒並み大風量で、置いたまま使えるハンズフリー構造を採用しているのも、サロン仕様から始まった出自と無関係ではありません。

その後Aretiは美顔器や電動歯ブラシへも領域を広げ、美容家電を横断的に扱うメーカーへ成長しました。ドライヤーはブランドの出発点にあたるカテゴリで、いまも主力として手を入れ続けています。

Aretiの品質管理と保証体制

Aretiは購入後のサポートを手厚く設計しています。標準で1年間のメーカー保証が付き、さらに製品登録による3年保証キャンペーンも用意されているため、長く使う前提でドライヤーを選びたい人には心強い体制です。

品質検査は部品の入荷段階から出荷まで多段階で実施されます。万一の故障時には修理ではなく新品交換で対応する方針をとっており、修理期間中に手元のドライヤーがなくなる不便が起きにくい点は実用面で効いてきます。

安全面の作り込みもAretiの持ち味です。過熱時に通電を遮断する保護回路や、前述の15分自動電源オフといった仕組みを標準化しており、毎日長時間使う道具として扱いやすく仕上げています

Aretiドライヤーの機能とテクノロジー

Aretiのドライヤーを選ぶうえで押さえておきたいのは、モデルをまたいで共通する独自機能です。遠赤外線ランプやハンズフリー設計など、Aretiが一貫して採用してきた要素を知っておくと、次の全モデル比較で見るべきスペックがはっきりします

搭載機能はモデルによって重なる部分と分かれる部分があります。共通して備わる機能と、特定モデルだけの機能を切り分けながら読み進めてください。

Aretiのドライヤーに搭載される主な機能・テクノロジーは、以下の5つです。

  • 遠赤外線ランプ
  • 高密度マイナスイオン
  • 3色LED|光美容を組み合わせたヘアケア
  • ハンズフリー設計
  • 多段階の風量・温冷風コントロール

遠赤外線ランプ

遠赤外線ランプはAretiのドライヤーで最も特徴的な機能で、現行モデルでは「Kaze d1512IDG」が搭載しています。遠赤外線とは可視光より波長の長い電磁波で、髪や地肌に含まれる水分子が遠赤外線の波長を吸収すると、共振して発熱する性質があります。

一般的なドライヤーは、ヒーターで熱した空気を髪の表面に当てて水分を飛ばす仕組みです。Aretiの遠赤外線ランプは風で乾かす働きに、水分子そのものを内側から温める働きを重ねる構造です。表面だけを高温で焼く形にならないため、熱の当て方に無理が出にくくなっています

高温の風を長く当て続けるほど髪の負担は増えます。遠赤外線ランプを備えたAretiのドライヤーなら、同じ乾き具合まで届く時間を短くしながら温度を上げすぎずに済むため、毎日ドライヤーを使う人ほど恩恵を感じやすい機能です。

高密度マイナスイオン

高密度マイナスイオンは、Aretiのドライヤー全モデルに共通して搭載される基本機能です。マイナスイオンとはマイナスの電荷を帯びた微粒子のことで、乾燥やブラッシングで生じたプラスの静電気を打ち消す働きをします。

Aretiが選んだのは、吹き出し口の内側にイオン発生部を置き、風と一緒に髪へ届ける構造です。乾かしている間ずっとイオンが供給されるため、ドライヤーの風が届いたところから順に静電気が抜けていきます

恩恵が大きいのは、乾かした直後に髪が広がる人やパサつきが気になる人です。細い髪・量の多い髪ほど静電気で膨らみやすいため、Aretiのマイナスイオン搭載ドライヤーはロングヘアやくせ毛の仕上がりを整える場面で働きます。

3色LED|光美容を組み合わせたヘアケア

3色LEDは「Kozou d1621」が搭載する機能で、赤・青・緑の光を髪へ当てながら乾かせます。Areti自身が「光美容 × ドライヤー」と位置づけているとおり、乾かす時間をそのままヘアケアの時間として使う発想の仕組みです

吹き出し口の周囲にLEDを配置し、風と光を同時に届ける構造になっています。ドライヤーとは別に光美容の機器をそろえる必要がなく、洗面台に置く道具を増やさずに済む点はKozouならではの利点です

洗面所での身支度は短時間で終わらせたい人が大半です。Aretiの3色LED搭載モデルなら、乾かす作業とヘアケアをひとまとめにできるため、ケアの時間を別に確保しにくい人でも続けやすくなります。

ハンズフリー設計

ハンズフリー設計は、Aretiのドライヤーが一貫して採用している構造です。本体を洗面台や床に置いたまま送風でき、片手でドライヤーを支え続ける必要がありません

Aretiは自立する形状とスタンド部の安定感を各モデルで確保し、置いた状態でも風向きが定まるよう吹き出し口の角度を設計しています。ハンズフリーで使えば両手が空くため、ブラシで髪をとかしながら乾かす、根元を指で持ち上げて風を通すといった動きが同時にこなせます

効いてくるのはロングヘアの人です。乾かし終わるまで数分以上かかる髪の量だと、腕を上げ続ける負担は無視できません。子どもの髪を乾かすときも、Aretiのハンズフリードライヤーなら両手で子どもを支えながら風を当てられます

多段階の風量・温冷風コントロール

風量と温度の刻み方は、Aretiのドライヤーでモデル差が最も大きく出る部分です。3段階のシンプルな構成から、6段階の風量と温冷風を掛け合わせて30通り以上の組み合わせを作れるモデルまで幅があります。

最高温度の考え方もモデルごとに別物です。Kozouは最高約85℃に抑えた低温設計で、風速の高いKazeは最大109℃まで上がります。熱でしっかり水分を飛ばす方向と、温度を抑えて時間をかける方向の、どちらを選ぶかという分かれ道です。

Aretiのドライヤーを選ぶときは、風量と温度の刻み幅を基準にすると失敗しにくくなります。熱の当たり方を細かく調整したい人は段階数の多いモデル、操作を迷いたくない人は段階の少ないモデルという判断で、候補はかなり絞り込めます。

Aretiドライヤーの全モデルの種類を比較

Aretiのドライヤーの現行ラインナップは、大風量の据え置き型ドライヤーとブラシ一体型のスタイラーという2つのタイプです。まず全モデルの違いを一覧で比較したうえで、1台ずつ特徴とおすすめの人を解説します。

タイプが混在しているため、単純なスペックの大小だけでは優劣が決まりません。自分がドライヤーに何をさせたいのかを決めてから表を眺めると、候補が絞りやすくなります

スクロールできます
モデル名 タイプ 消費電力 風量/温度段階 重量 主な機能
Kaze d1512IDG 大風量ドライヤー 320〜800W 3段階(最大12.2m/s) 375.2g 遠赤外線ランプ搭載/ハンズフリー対応
Kozou d1621 大風量ドライヤー 800〜1000W 6段階(温冷風で30通り以上) 360g 3色LED/折りたたみ式/100〜240V海外対応
ブリーズ d1513 大風量ドライヤー 320〜800W 3段階+送風 375g 小口径ノズル(直径20mm)/ハンズフリー対応
Volume Styler d1710IDG ブラシ一体型スタイラー 225〜600W 3段階(温度) 202g アタッチメント3種交換式/遠赤外線

Kaze d1512IDG

Kaze d1512IDGの製品画像

項目 内容
モデル名 Kaze d1512IDG
消費電力 320〜800W
重量 375.2g
サイズ 181×88.5×230mm
電源電圧 100V

Aretiのドライヤーのなかで、地肌ケアを最も前面に打ち出しているのが「Kaze d1512IDG」です。遠赤外線ランプを搭載する唯一の機種で、髪の表面を乾かすだけでなく地肌まで風と熱を届けることを狙って設計されています

搭載機能は遠赤外線ランプと高密度マイナスイオンの組み合わせです。風速と温度は3段階から選べ、それぞれ6.8m/s・72℃ / 9.8m/s・89℃ / 12.2m/s・109℃という設定になっています。本体重量は375.2gで、置いたまま使えるハンズフリーにも対応します。

実際の使用場面で効くのは、最大12.2m/sの強い風で根元の水分をまとめて飛ばし、仕上げは弱い風に落として温度を下げるという使い分けです。ハンズフリーで置けば両手でブラシを扱えるため、Aretiのドライヤーのなかでもロングヘアを乾かす作業との相性が際立ちます。

地肌の乾きにくさが気になる人、髪の根元から乾かしたい人には、Aretiのラインナップで最初に検討したい1台です。ただし折りたたみ機構はなく、181×88.5×230mmと本体が大きめなので、旅行や出張へ持ち出す用途には向きません。洗面所に据え置いて毎日使う人に向いています。

Kozou d1621

Kozou d1621の製品画像

項目 内容
モデル名 Kozou d1621
消費電力 800〜1000W
重量 360g
サイズ 75×200×210mm(使用時)
電源電圧 100〜240V

光美容とドライヤーを1台にまとめたヘアケアモデルが「Kozou d1621」です。折りたためるコンパクト設計と100〜240Vの海外電圧対応を兼ね備えており、自宅でも旅行先でも同じ使い方ができます

赤・青・緑の3色LEDに赤外線とマイナスイオンを重ね、風量は6段階。温冷風との組み合わせで30通り以上の設定が作れます。最高温度は約85℃に抑えた低温設計で、本体重量は360gとAretiの据え置き型ドライヤーで最軽量です。カラーはホワイト・ピンクゴールド・インディゴの3色から選べます。

折りたたむと高さは200mmから95mmまで縮み、洗面台の引き出しにも収まるサイズです。消費電力は800〜1000Wと現行Aretiドライヤーで最も高く、温度を85℃に抑えながら風量で乾かす設計なので、熱を上げずに乾かす時間を短縮したい人の使い方に噛み合います。

高温の風が苦手な人、乾かす時間をヘアケアにも使いたい人、収納スペースを取りたくない人に向いたAretiのドライヤーです。海外電圧に対応する現行モデルはKozouだけなので、出張や旅行が多い人はKozou一択です

ブリーズ d1513(d1513YL / d1513GRY)

ブリーズ d1513の製品画像

項目 内容
モデル名 ブリーズ d1513
消費電力 320〜800W
重量 375g
サイズ 181×88.5×230mm
電源電圧 100V

「ブリーズ d1513」は、Kazeと同じ筐体を使いながら機能を絞ったスタンダードモデルにあたります。大風量とハンズフリーというAretiらしさは残したまま、操作をシンプルにまとめてあります。カラーはイエロー(d1513YL)とグレー(d1513GRY)の2色展開で、中身のスペックは共通です。

最大風速は約12.2m/sで、320〜800Wの3段階に送風モードを加えた構成。マイナスイオンを備え、本体重量は375gです。吹き出し口には直径20mmの小口径ノズルを採用しており、風を細く集めて狙った部分に当てられます

小口径ノズルが効くのは前髪や毛先の仕上げです。広い範囲に風を散らすのではなく一点に集められるため、根元の立ち上げやくせの伸ばしといった細かい作業がしやすくなります。ドライヤーとしての乾かす速さはKazeと同等で、日常使いの実力は十分です。

遠赤外線ランプと3色LEDは載っていません。付加機能より乾かす速さとシンプルさを優先する人、Aretiのドライヤーをまず試してみたい人、洗面所用の2台目を探している人に向いた構成といえます。

Volume Styler d1710IDG

Volume Styler d1710IDGの製品画像

項目 内容
モデル名 Volume Styler d1710IDG
消費電力 225〜600W
重量 202g
サイズ 52×185×52mm
電源電圧 100V

乾かす作業とスタイリングを1本で完結させるブラシ一体型モデルが「Volume Styler d1710IDG」です。据え置き型のドライヤーとは役割が異なり、仕上げのボリューム出しやくせの直しを担当します

アタッチメントはホットハット(ボリュームアップ用)・ディフューザー・マルチブラシの3種類が付属し、用途に応じて付け替えて使う方式です。温度は225〜600Wの3段階で、高密度マイナスイオンと遠赤外線を搭載します。本体は202g、サイズは52×185×52mmと細身で、手に持ったまま長く作業しても負担が少ない設計です。

朝のブローで毛先を内巻きにしたい人、トップのボリュームが出にくい人には、ブラシとドライヤーを持ち替える手間がなくなる分だけ支度が早く終わります。ただし消費電力は225〜600WとAretiのドライヤーで最も低く、濡れた髪を一から乾かすメイン機としては力不足です。据え置き型と併用する前提で選ぶモデルと考えてください。

まとめ

この記事では、Aretiというブランドの成り立ちと品質管理体制、ドライヤーに搭載される遠赤外線ランプや高密度マイナスイオンといった独自機能、そして現行ドライヤーの全モデルの違いを解説しました。大風量とハンズフリーという共通の土台の上に、モデルごとの役割がはっきり分かれているのがAretiのラインナップです

選び分けの軸は3つあります。地肌まで届く乾かし方を重視するなら遠赤外線ランプを積んだKaze d1512IDG、熱を抑えたヘアケアと持ち運びやすさの両立ならKozou d1621、乾かす速さとシンプルな操作で選ぶならブリーズ d1513です。スタイリングまで1本で済ませたい場合は、メイン機に加えてVolume Styler d1710IDGを組み合わせる形になります。

Aretiは1年間のメーカー保証に3年保証キャンペーンを重ね、故障時は新品交換で対応するブランドです。購入後も含めて安心して使えるので、自分の髪の長さと乾かし方に合う1台を選ぶ参考になれば嬉しいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

数年前にヘアドライヤーを買い替えたことをきっかけに複数ブランドのモデルを実際に購入して使い比べてきました。各モデルの機能・テクノロジーや選び方の違いを実購入者の目線で整理し、何を基準に選べばいいかわからない方に向けて『ドライヤーナビ』を運営しています。

コメント

コメントする

タップできる目次